キニなる実

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『獣になれない私たち 第2話』あらすじ

 

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2018年秋クールの日本テレビ系・水曜ドラマ

10月17日放送の『獣になれない私たち』第2話のあらすじです。

 

 

 

※この記事では事細かにネタバレがあるので、ネタバレが嫌な方は戻るボタンを押してくださいね。

 

 

 

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獣になれない私たち 第2話 あらすじ

 

 

綺麗めの格好をしていた深海晶新垣結衣)は、今までの格好とだいぶ違ったロックテイストの服装で九十九社長の元に話があると、業務請負内容の改善要求が書かれた資料を手渡した。

 

それを見た社長はすぐにどういうことか尋ねる。

 

1 営業アシスタントは秘書ではありません。秘書の業務はいたしません。

2 営業アシスタントは営業ではありません。営業の代わりのプレゼンはいたしません。

3 営業アシスタントはアシスタントであり、営業の指導教育はいたしません。

 

 

強い口調で読み上げる社長にタジタジになりながらも「いたしません」と答える晶。それに対してどれも聞けるかと拒否するので、今後もこういう格好で通勤すると脅す。金髪に染めて、タバコふかして、テーブルに足を乗っけて居眠りしてもいいのかと強気で脅すと、社長は「ワウっ」と吠えて逃げてしまう。

 

 

一方、根元恒星松田龍平)の事務所では岡持橘呉羽菊地凛子)が再び訪れることを期待していた。それを流しながら聞く恒星。

 

同時に床には勝俣が自分の会社を助けて欲しいと土下座していたが、恒星は冷たくあしらって断るのだった。

 

 

夜、行きつけのクラフトビール店「5tap」にやってくる晶。ドアを引こうとするが入らず帰ろうとしたところ、恒星がやってくる。「入らないの?」と言われ、入ることに。

 

 

マスターは晶の格好がいつもと違うことにすぐに気づき反応する。そこで初めて恒星も気づく。マスターがそんな恒星に「服よりもその中身が気になるもんね」と言うので、恒星は「誰だって服より中身じゃないの」という。それを聞いていた晶は引いた表情をする。

 

「あのね、いやらしいって思う方がいやらしいからね。それに中身ってハートっていうこともあるからね」という恒星に「あなたの場合はないと思う」と一刀両断。

 

晶は履いていた呉羽のブーツを見せながら「このブーツ見たことはない?」と聞くが、恒星は反応を示さなかったので本当に関心がないことを改めて感じたのだった。

 

 

マスターに今日あった出来事を話す晶。晶が社長に物申した後、瞬く間に社内では晶がグレたと話題になる。グレたという言葉が出回り、夏休み明けに不良になった残念な中学生みたいな扱いになってしまったと報告する。

 

そんな晶に「服から入る意味がわからない」と恒星が言うので、「勢いが必要だった」と。

 

社長が明日から出張するのでその間は有給を使ってもいいことになり、休み明けに改善要求の返事をしてもらうことになっていた。

 

話している途中で岡持がやってきて、晶を見た瞬間恋をしそうだと目をハートにさせるのだった。そんな岡持を見て「晶さん、今恋したいんですよね」と恋の相手として提案するのだった。

 

距離感が近い岡持に引き気味の晶と恒星。そんな様子を見たマスターは「恋っていうものは落ちるもんだからね」と一言。それを聞いた晶は「そう言える人は簡単に人を好きになれる人だと思う」「自分には難しいな」と。

 

 

そんな晶に「呉羽は運命の人に出会った瞬間金の音が聞こえたらしい」と伝える恒星。どんな音なんだろうと気になりながら、恒星と同じタイミングでビールを飲むのだった。

 

 

 

晶は彼氏の花井京谷田中圭)の母親である千春田中美佐子)にメールを入れる。新しい服を買ったのはどんな服?と言う返事だった。「強そうな服です。私は、人に強く言えなくて、負けてしまうところがあるので、一つでも変われたら。」

 

 

そんな晶のメールを見て千春は京谷に、晶を支えてあげるのよとメールを送る。それを先に確認したのは京谷と同居している長門朱里黒木華)。彼女仕事辞めたらいいのにと言う朱里に、簡単に辞められる人じゃないと京谷がいう。それを聞いた朱里は「私だって好きで辞めたんじゃない」と怒ってクッションを投げつけ部屋に戻った。

 

 

 

翌朝、有給なので自宅で寝ている晶の元に会社の松任から契約書がないと連絡を受ける。担当は自分ではなく上野だと伝えるが、困ると言われ結局出社してしまうのだった。

 

契約書がない件を社長に伝えるのは絶対にダメだということで、上野の元へ駆けつけることに。バックれて会社に行きたくない上野を説得するが、仕事をバリバリできる晶とは違うと拒否される。晶には気持ちが分からないというので「私も諦めた方がいいのか続けた方がいいのか分かんないことがある」と答える。

 

 

そんな晶に間をおいて「好きになってもいいですか」と告げる上野。今は仕事で来てると伝えるが、恋愛は贅沢品だと。「会社に行けば会えると考えたら、毎朝辛くても活力になる。付き合いたいとかいうのではなく、そういう存在が欲しいのだ」と懇願される。

 

 

翌朝、また寝ている晶の元に松任谷から電話が。上野が会社に来たことを報告される。上野は「今日から深海さんは僕の女神だ」とやる気になっていることを伝えられた。

 

 

顧問税理士をしている会社での用事をすませた恒星を待っていたのは勝俣だった。どうにかして助けて欲しい勝俣は土下座をして頼み込むが、「俺は土下座をする人は大嫌いだ」といってその場を去るのだった。

 

 

昼過ぎ、普段の服装と違った格好で一度は出かけた晶だったが、お店のガラス越しで自分の格好を見て結局普段の格好に着替えて、京谷と待ち合わせていた場所に向かう。

 

もともと晶が派遣で働いていた京谷と同じ職場のBBQだった。橋爪が晶と京谷の初めての会話の目撃者だと名乗り上げる。

 

 

(回想)

6年前の会社の飲み会。ドリンクを作っていた晶に京谷が話しかける。他の社員は晶にドリンクを作ってもらうように頼むが、京谷は自分たちで作らせるからやらなくていいよと話す。

 

それをきっかけに晶と同じ部署に移動して来た京谷は急激に仲を深めたのだった。当時朱里と付き合っていた京谷。朱里が面接をすっぽかして無職を続けていることを、同じく当時別の彼氏がいた晶は、彼氏がバイトを何回もすぐに辞めてしまうことを相談しあっていた。

 

今は仕事をしている時が一番充実しているとお互いが話す。付き合ってはいないが、お互い仕事のベストパートナーのような存在になっていた。

 

しかし派遣の期限が切れ、晶は今の職場で正社員として働くことになったのだった。

 

晶の送別会、一次会が終わった後他の社員は二次会に向かう中、晶は一人帰ることに。そんな晶を追って来た京谷。二人でカフェに行き閉店の時間まで楽しく話し込む。帰る時、外では雨が降っていた。お店の電気が消えた後、二人はキスをし手を繋いで雨の中走って帰るのだった。

 

 

 

(現在)

 

晶、京谷、橋爪、部下のと二人について話している。そんな二人のことで、筧は同棲までしているからこの先安定ですねと言うので、その場で固まる晶と京谷。

 

京谷は筧に何も言っていなかったが、電気代が同居人のせいで高かったという話から、同棲していると勘違いしていた。

 

本当は同棲していないが、晶はその場をやり過ごすために嘘をついて同棲しているていで話を続けるのだった。

 

 

その場から離れた晶を追いかける京谷。「ごめん」という京谷に「何のごめん…?」と。「俺をかばってみんなの前で嘘つかせたこと、ずっと待たせてること、ごめん」と申し訳なさそうに話す京谷に「他の人好きになりたい」という晶。思わず京谷は抱きしめるのだった。

 

 

 

一方、恒星と呉羽。恒星は晶が呉羽のブランドを気に入ってることを知らせる。そして呉羽が恋に落ちた時に聞こえた鐘の音がどんな音だったか聞いていたと伝えると、呉羽は教会の鐘の音だと答える。

 

すぐにどんな音かスマホで検索しようとする恒星に、呉羽はそうじゃないと。君も頭の中で鳴らしたまえと言うのだった。

 

じゃあ、俺の時は鐘はなった?と尋ねると、なってないと。ふんわ〜りと好きだったよと言われ少し寂しそうにする。

 

 

 

BBQからの帰りのバス。千春からメッセージを受け取る晶。

 

世の中には他人の涙で自分の涙を止めようとする人がいます。

負けないで自由に行きてください。

何かあったら京谷に遠慮なく言ってね。

意外と頼りになる子です。

 

 

それを見た晶は腑に落ちないような表情を浮かべるのだった。

 

 

京谷は朱里にいくつかの物件資料を見せ、今月中に出て行くことを催促する。しかしその先の生活はどうしろと言う朱里。京谷があの時仕事を辞めればと言わなかったら辞めていなかったとも。

 

お互い納得して別れると決めて4年。京谷は彼女と幸せそうだし、仕事が決まるまで待ってくれてもいいじゃんと押し切られてしまう。

 

 

夜、歩いていた恒星の元に勝俣が再びやって来て助けてくれと土下座する。そんな勝俣に「あなたってプライドはないんですか?」と。勝俣は会社の社員と家族を守る責任があると言うので、土下座して涙ながらに訴えれば何とかなるのか?と冷たくあしらう。

 

そこにたまたま後ろからやって来ていた晶が「そんな言い方はないと思う」と割って入る。「その時はそうするしかなくて、それがベストだと思って背負っちゃう人もいる」と。

 

そんな晶に「俺は背負えないものは背負わないし、口先だけで何とかなると言っちゃってる人が嫌いだ」と。晶も何も言えなかった。

 

その場を去り帰り途中、恒星は呉羽が言っていた鐘の音は白楽の鐘の音だと晶に教える。それを聞いた晶は恒星と同じようにスマホで検索しようとするのだった。

 

翌日、恒星と晶は呉羽がいう教会に鐘の音を聞きに行くことに。鐘がなる17時になるが、鐘の音は鳴らずカラスの鳴き声が響くのだった。

 

鐘の音がならないので教会の人に電話して聞いてみると、苦情が来るから日曜日の礼拝と特別な日にしか鳴らしていないことを聞かされる。

 

お目当の教会の鐘の音は聞けなかったが、スピーカーから17時を知らせる音楽が聞こえてきた。「鐘といえば鐘か」と言うが「コレジャナイ感がすごい」と言う二人だった。

 

 

夜、5tapで呉羽に鐘の音を聞きに行ったことを話す恒星と晶。呉羽はそんな二人に、「イメージの話だ。そうやって頭で考えるからダメなんだ」と言われてしまう。

 

 

有給が明けて出勤する晶。社長が帰って来る。社長は出張に行ってる間に猛省したと言う。そして、晶を営業部の特別チーフクリエイターに任命し、昇進やでと伝えるのだった。晶は仕事内容の改善を期待したが、それはおいおいということでとはぐらかされてしまう。

 

 

 

一方、恒星は事務所で勝俣と話していた。勝俣には今まで冷たくしていたが、恒星は破産以外の選択肢も考えてあげていたのだった。助けられた勝俣は「しかし聞いていた話とは違ったな。ここにくればどんなブラックな書類にも判を押してくれるって聞いていたから」という。それを聞いた恒星は何か考えるようなそんな表情を浮かべた。

 

 

夕方、何者かが恒星に封筒に入った大金を渡す。それを確認した恒星はハハハッと笑い「安っ、どうしましょうね」と言いながら椅子に座るのだった。

 

 

 

おわり