『中学聖日記 第3話』あらすじ
2018年秋クールのTBS系・火曜ドラマ
10月23日放送の『中学聖日記』第3話のあらすじです。
※この記事では事細かにネタバレがあるので、ネタバレが嫌な方は戻るボタンを押してくださいね。
中学聖日記 第3話 あらすじ
2015年6月
末永聖(有村架純)に聖の家で傷の手当をしてもらった黒岩晶(岡田健史)。聖はチャイムがなったので、晶がコンビニに買い出しから戻って来たと思い玄関を開けると、そこには聖の彼氏である川合勝太郎(町田健太)だった。びっくりする聖。
コンビニから帰って来た晶は玄関先で話している2人を目撃し、とっさに身を隠す。
家に入った聖は勝太郎に晶を自宅にあげたことを弁解する。それを切れた玄関の電球を換えながら聞き流す勝太郎。めちゃくちゃ会いたかったと聖をぎゅっと抱きしめるのだった。
晶は1人で帰る。イケメンで大人の勝太郎に嫉妬心を抱くのだった。
翌朝、自宅に帰った晶は母親の愛子(夏川結衣)に手当てしてもらうのを断る。愛子はなぜ体育祭の日勝手に帰ったのか、何があったのか聞きたかったが、晶は一向に答える気配はなかった。
掲示板で晶の恋している相手が聖だという書き込みについても気にはなっていた愛子だが、あの程度の書き込みで騒ぐのもモンスターペアレントのようになってしまうと、様子を見ることにした。
聖は学校に行こうと勝太郎と玄関を出ると、ドアノブには昨夜晶がコンビニで買ったドリンクがかけられていた。聖は勝太郎に何かを悟られないように、すぐに家の中に持って入る。
晶は自宅で、体育祭の時に「これ以上は迷惑だからやめて」と言われたことを思い出しながら「だよな」と自分自身を納得させようとしていた。
学校、廊下に座り込む晶を発見した聖は晶に足の怪我の状態を聞く。しかし頷くだけですぐに教室に入ってしまった。
勝太郎は大阪に戻り、マンション前で上司の原口律(吉田羊)が彼女とちょうどバイバイしているところに遭遇する。彼女が去ったあとに声をかけると「ちょうどさよならしたところ」と律は言うのだった。
一方、中学校では掲示板に誰かが体育祭の日に晶が聖にハチマキを渡したことが書き込んだ。それを知った晶に片思い中の岩崎るな(小野莉奈)は「アタマにきた」と。
そして先に帰っていた晶を走って追いかけ、「黒岩は私とリア充すればいいと思う。末永なんか忘れて私と付き合えばいいと思う」と伝える。
しかし晶は「そんなこと言われても岩崎のこと好きになんないよ」と。るなは「それでもいい」と答えるのだった。
その告白のことを聞いた友達の九重は晶を追いかけ問い詰める。追いかけている時にプールに落ちてしまう。それを見て怒る聖。
そんな聖に九重は晶が告白されて、ルナと付き合うことになったと伝えるのだった。聖はそれを聞いてホッとするのだった。そんな聖の様子をるなは横目で見る。
家に帰った聖は仲のいい丹波千鶴(友近)にそのことを報告し、そんなすぐ変わる?と心変わりの早さに違和感を感じたことを伝えていた。
そして、勝太郎が家に来た時のことも話す。勝太郎は特に晶のことについて聞く様子もなかったので、晶が家にいたことに気づいてないと聖は思っていた。
一方の翔太郎は、晶の名前を呼んだことに気づいていた。それを律に話していた。結局その男が生徒であったということに安心していた翔太郎だったが、律に例の掲示板を見せられ、聖が晶だけでなく先輩の先生にも好かれていることに焦った表情を見せた。
「火のないところに煙は立たないというし。予兆ってあるからね」と律に言われる。
職員室では、また掲示板に聖関連の新しい書き込みがされていることを話していた。その様子を見て、塩谷三千代(夏木マリ)に呼び出される聖。晶と何かやましいことはないか聞かれるが、特にないと答える。
晶は最初に聖が声をかけてくれた田園風景が広がる場所で、綺麗な夕日の写真を削除していた。これでいいんだと自分に言い聞かせるように。
そして遅刻して学校に登校した晶。勉強合宿の参加用紙に名前を書いていた。るながやって来て自分が誘ったというのに対し「よかった」と微笑む聖。
次の時間の移動教室に移動しようとする晶を呼び止め、進路のことをまた話そうと伝える。
大阪の勝太郎のマンション。チャイムがなり出ると聖がサプライズでやって来た。しかし、家の中から律が登場するので驚く聖。タコパ中だというので、「会社のみんなで?」と聞く聖に、律は「2人で」と答える。その状況にドキドキする勝太郎。
とりあえず家に上がってタコパ(タコスパーティー)の用意をする聖に、律が失恋して暇になった埋め合わせかなんかで…と説明する勝太郎。
3人で仲良くタコパをする。お酒がなくなったので勝太郎はお酒を買いに行かされる。
聖は律が元カノに浮気されたという話を聞く。そして「何考えているかわからない。いつも急に来るのに、いつの間にかいなくなったと思ったらもう気持ちが読めない」と言う聖に律はそういう経験があるのか聞く。
否定する聖だったが、律はその聖の様子を見過ごさなかった。
合宿に行くため家を出ようとする晶を呼び止める愛子。合宿中に進学先をしっかりと相談して来なよと言うと、「大学に行かなくてもいい。遠さんと同じように職人になるとか?」と答えるので、「あんたの将来あんたが決めればいいけど、どうなっても知らないよ」と伝える。すると晶は「父さんのことを隠すなら、俺も何も話すことはないから」と怒って家を出てしまうのだった。
勉強合宿に向かうバス車内。晶の隣の席が空いたのを見計らってるなは隣に移動する。晶が聞いていた音楽をイヤホンを共有して聞く。その様子を見てしまう聖。
合宿先に着いた一行。携帯を預かるため、聖は一人一人から携帯をもらいに回る。晶のももらいに行こうとしたところ、晶は腕を伸ばして極力近づかないようにし、聖を避けるように去ってしまう。
夜、男子部屋にこっそりやって来た女子たち。見回りの先生がやって来た音で慌ててみんなが布団に隠れて寝たふりをする。るなが隠れた横には晶が。ドキドキするるな。
教師たちはお酒を嗜みながら塩谷の話を聞いていた。子どもの頃の恋愛は自己承認欲求、現実逃避のゆがんだ形だと。お酒に酔っていい気になった塩谷の話を止めて寝ようとする先生たちだったが、なかなか話は終わらず、寝不足になってしまうのだった。
翌朝のランニング。コースから外れたところで座り込むるなの姿を見つけ声を掛ける聖。具合が悪いのではなく、晶に振られたと泣いていた。
実は昨夜の布団に隠れた時にやっぱり好きになれないと振られていたのだ。
何かあったのと尋ねるるなに先生の方こそ晶と何かあったの?と聞く。嘘だと言うので、「先生もう好きな人いるから。そんなこと言われても困る」と聖は答えた。
彼氏とは遠距離恋愛で離れていたら他に好きな人ができちゃうかもとるなは言うので、「信じてるから。向こうも信じてくれている」と答えるのだった。
勝太郎は商談を終え律にご飯でも行くかと言うが、律は今日はいいと断る。しかし、律が元カノとさよならしていた時のことを思い出し、律を追いかけご飯に行くのだった。
律は強い女、氷の女王のふりをしているのだと。だんだん律のことが分かってきたと勝太郎。
一方、勉強合宿では、晶がるなを泣かせたと、るなの女友達が晶に怒ってものをぶつける。それに怒った晶は言い返すこともなくその場から立ち去ってしまう。
寝る部屋に1人戻った晶は、目をやった方向に何かを見つけた。
そして海老原という生徒を殴る晶。呼ばれた先生たちは騒ぎを止めに入る。みんなは勉強をしに来ているのに、何をしに来ているの。やる気がないなら帰りなさいと聖は晶を怒るのだった。
そして塩谷に聖と晶は別の場所に呼ばれ、晶の母親が倒れたkとおを知らされた。急遽バスで最寄駅まで帰る聖と晶。
バス車内で何があったのか聞くが何も答えない晶は、握りこぶしをぎゅっと抑えていた。
最寄駅に着き晶に電車に乗るように促したところで、塩谷から電話が入る。なんと晶が殴っていたその生徒は掲示板の書き込み犯だったと。前に聖になりすましたメールを送っていたのも海老原だった。
初めは面白半分、そのうち反響が大きくなって来てやめられなくなったという。
合宿中にも書き込みしようとしていたタブレットを、たまたま晶が見つけ、そこに聖を悪くいうような書き込みがあったことに怒り殴ったというわけだ。
先生を傷つけたことに対して晶は怒っていた。
その話を聞かされた電話をかけながらじっと晶の姿を見つめる。
電話を切った後、駅のホームの椅子に腰掛ける晶の横に座る。
何も話せずにいると、晶が口を開いた。母親の愛子が倒れたことを心配していた。
そんな晶に「一目見ん一目見ん」と斉藤茂吉の短歌を口ずさむ。母が危篤だと知らされた時に歌ったという短歌で、その気持ちがわかるなら、晶は愛子と繋がっているから大丈夫だと伝えた。
「いい歌ですね」と言い帰る電車に乗り込む晶。その晶に対しどんなことがあっても、自分のためでも殴るのはダメだと伝える。
それを聞いた晶はドアが閉まりそうになった時、勢いで聖の腕を掴み自分の方へと引き寄せたのだった。
電車に乗り込んでしまった聖。晶は「あっ」と言いやってしまった感。
どうしようもないので電車の席に座って話をする。夏休み何をしているのかと尋ねる晶に、予定を話す聖。IKEAに行くというので晶は自分も一緒に行くと。しかしダメだと被せるように断る。
少し間を開けて座っていたが、次の停車駅で人が入って来て、詰める際に手と手が触れ合う。目が泳ぐ晶。しばらく考えた後、晶は聖の手を握ろうとするが勇気が出な買った。
目的の駅に着き病院に向かうため上布茂(マキタスポーツ)の車に乗り込む晶。車が走り出すと、窓を開け「先生、ありがとう」と笑顔でお礼をいう。
聖は少し気持ちが動揺した様子だった。
病院に着いた晶は、心配そうに愛子を見守っていた。そんな晶を見て「きっと心配したね。ごめんね」と愛子は微笑んだ。
勉強合宿が終わり学校に帰って来た一行。晶の様子が変だったから終点まで送り見届けたことを塩谷たちが話しているのをるなは偶然聞いてしまう。怒りを抑えられないような表情をする。それを知らずに塩谷は、また変な噂が立たなければいいけど…と。
自宅に帰った聖は千鶴に晶がIKEAに一緒に行くと言ってきたこととかを報告していた。そんな聖に千鶴は「もうやめな。あんたは嘘をついている」と。
晶と会ってから自分自身にも嘘ばっかりだと指摘される。
「誰かを好きっていう気持ちは消せない。どんなに嘘で隠しても、誰かを好きっていう気持ちは消せない。」
そういう千鶴の言葉に、
「自分のことを受け止めてくれて「ありがとう」って。こんな私でも何か価値があるんじゃないか。気づいたら私も目で追ってて…」「どうかしてる…本当にどうかしてる」
と涙を流しながら話すのだった。
生徒だとお灸をすえる千鶴にこれ以上はないと伝える。
晶の家にはるながやってきて、愛子に「晶君は狙われている」と聖が晶のことを授業中に見つめたり色気出したりと有る事無い事言って、晶のことをたぶらかしていると怒りに任せて伝える。
勝太郎は律に、聖が最近ちょっと様子がおかしいと感じていたと相談していた。本当は聖に他の男ができたのではと不安に思っているが、そんな自分を見ないふりをしていると。
そういう勝太郎にキスをする律だった。
おわり