『大恋愛〜僕を忘れる君と 第4話』あらすじ
2018年秋クールのTBS系・金曜ドラマ
11月2日放送の『大恋愛 〜僕を忘れる君と』第4話のあらすじです。
※この記事では事細かにネタバレがあるので、ネタバレが嫌な方は戻るボタンを押してくださいね。
大恋愛〜僕を忘れる君と 第4話 あらすじ
間宮真司(ムロツヨシ)の名前を井原侑市(松岡昌宏と)間違えて呼んでしまう北澤尚(戸田恵梨香)だったが、真司はあえてそのことには触れなかった。
真司の家に帰った尚は、お風呂を沸かしお湯を火にかける。本を読んで待ってる間に寝てしまう。臭いに気づき目を覚ました尚はすぐに火にかけていたお湯と、ためていたお風呂を見に行くが、それを忘れていた自分に恐怖心を抱き、侑市の名前を呼ぶのだった。
そして忘れてはいけない三か条を唱えるが、どうしても怖い。携帯に真司から「制服で入院しちゃったから、明日着替えを持って来て」とメッセージが届く。尚はさっき会ったことを真司には伝えなかった。
忘れてはいけないと、ドアの前に明日着替えを持って行くと書いたメモを貼るのだった。
翌日着替えを持って迎えに行った尚。そしてこの間真司の名前を間違えて呼んだか聞くが、真司が惚けたので「なんでもない」と答えた。
自宅に戻った2人。お見舞いにバイトの先輩の木村がやってくる。真司のどこがよかったのかと聞かれた尚は「好きと嫌いは自分では選べないので。好きになっちゃたら好きなんです」と答えるのだった。
そして木村は真司の書いた『砂にまみれたアンジェリカ』の本を見つけ、真司が小説家だったことを知る。自慢げな様子の2人。
夜寝静まった後、真司は起きてゴミ箱に尚がメモした紙を見つけてしまう。尚が寝ている時だけは恐怖から解放されるのか、子どものようにあどけない寝顔をじっと見つめた。
侑市はまた母親からお見合いの話をされるが、あまり乗り気ではなかった。とりあえず女性にあってみることに。健康診断の結果を名刺がわりに渡され、ふと尚ともそのやりとりをしたことを思い出す。合理主義な感じの女性だったので、結婚を前提にお付き合いすることを決めたのだった。
小説を書く真司。尚を主人公に考えたタイトルを考えていた『脳みそとアップルパイ』
夜、洗濯物を2人でたたむ。はき心地の良いパンツを見せながらどこで買って来たのか聞くが、尚は自分が買って来たのかどうかもわからない様子だった。
真司は話を変えて、小説を書くことにしたと話し、尚のことを書いていいかと聞く。真司は病気のことも含めて大恋愛のことを書きたいと。尚は、真司には書きたいものを書いて欲しいと伝える。
読者に主人公が尚と分かってもいい?と聞くが、尚はそれには乗り気ではなかったので、全然違うタイプの人間にしようかなと破天荒なタイプをあげ尚を笑わせる。尚は「いいよ、私だって分かっても。好きに書いて」と言ってくれた。そして「こんなことも書いていいよ」と言い、ほっぺたやおでこ、鼻、口といろんなところにキスをした。
診察に来た尚。最近忘れっぽいことを侑市に正直に話す。侑市はそんなに進行の早い病気ではないし、不安になり過ぎでは?と伝える。
そして真司が侑市に会いに来たことを確認する。侑市は正式に結婚したらどうかと提案する。尚はどんどん分からなくなるのに…背負えなんて言えないと話した。
一方、尚の母の薫はショッピング中にばったり侑市の母と出くわす。尚との縁談がなかった頃になったのに、侑市に診てもらってるのはいかがなものかと苦言を漏らし病院を移れと言われ、何も言い返せなかった。
侑市の母は侑市にも尚の主治医はやめろと連絡した。
尚に小説のタイトルを『脳みそとアップルパイ』にしたと発表していた真司。尚は「いい、売れる」と。
彼女はあの頃からいつも急いでいた
まるで何かに追われるように
いつもいつも走っていた
この出だしを読んだ尚は「走りたくない。もうここで止まってたい」と真司に抱きついた。
翌朝、尚の働くクリニックでは問題が起きていた。尚がこの間、侑市の診察を受けに来ていたのを偶然見かけた患者がネットに書き込み、それが広まっていたのだ。確認の電話に追われる。予約をキャンセルする人が続出した。
そして、厚生労働省からにも確認の電話がかかって来て、翌日向かうことになった。
若年性アルツハイマーの医師が診察していると炎上していることを真司に伝える。自分は何を言われてもいいけど、あのクリニックはママの命だから…と申し訳なさそうに話す。そんな尚を励ましてあげる真司だった。
厚生労働省のところまできた薫と尚。診断書を頼まれていた侑市は、自分が直接説明したほうがいいかと思って、とわざわざ来てくれた。
高圧的な質問を繰り広げる職員に対し、侑市は口を挟んで尚たちをかばってくれた。尚はこれを機に患者様に本当のことを話し、臨床の現場からは退く決意だと伝えることを話す。
結局、侑市が話してくれたことで審議対象ではないと事態を分かってくれことなきを得た。尚も薫も侑市の優しさに頭が上がらない様子だ。
その頃の真司は、レディースクリニックの口コミサイトに、少しでもいい評判をと書き込みしていた。独特な言い回しだったので、思わず尚は笑ってしまうのだった。
夜、侑市に改めてお礼のメッセージを送る尚。それを見た侑市は、お見合い相手の女性からの誘いのメールを見て考え込む。
尚は真司が書いてくれた診断書を見て「尚にとってあの先生はいなくてはならない人だ」と話す。尚は好きというのとは違うというので、真司は「この前名前間違えたよ」と。
すると尚は「病気だから仕方がないじゃん。間違えたのならその時言ってくれればいいじゃん」と怒る。真司は「そもそも俺とのことだって病気のせいで恋に落ちたと思ってるんじゃない?」と言ってしまう。「尚ちゃんの中で病気と恋がごっちゃになってるんだよ」
尚はショックを受け泣きながら家を出てしまう。
そこに侑市が「どうしても会いたくなって来てしまった」と。「でもどうしたらいいかわからなくて1時間もずっとここに座っていた。僕に尚が必要なんだ」と真剣な表情で伝える。
尚は「先生には本当に感謝しています。でも私が愛したのは間宮真司なんです。彼の存在が一番私に生きる力をくれるんです。ごめんなさい」と断り、再び真司のいる家まで走る。
「さっきはごめんなさい。でも病気だから真司のこと好きになったんじゃないよ。私本当に…」と言いかけたその時、
「別れよ」と真司は告げるのだった。
おわり