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新垣結衣主演ドラマ『獣になれない私たち 第1話』あらすじ

 

 

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2018年秋クールの日本テレビ系・水曜ドラマ

10月10日放送の『獣になれない私たち』第1話のあらすじです。

 

 

 

※この記事では事細かにネタバレがあるので、ネタバレが嫌な方は戻るボタンを押してくださいね。

 

 

 

 

獣になれない私たち 第1話 あらすじ

 

 

ある夜、小洒落たクラフトビール店【5tap】で話をするカップルの深海晶新垣結衣)と花井京谷田中圭)。京谷の母が晶に会いたいという話を持ちかけられていた。

 

同じお店におしゃれな格好をした男女の姿を発見。女性は全体をシックに決め、スタッズがついた黒のブーツを履いていた。そんな姿を晶はかっこいいと眺めるが、京谷は「どこを目指しているんだろうな」と男が好きな格好ではないと言う。

 

「着たい服を着ているだけじゃない?京谷のお母さんと会うときああいう格好して行こうかな」という晶に驚いたような姿を見せる京谷だった。

 

 

一方噂されていた男女は、会計士・税理士の根元恒星松田龍平)とブランドデザイナーの橘呉羽菊地凛子)だ。恒星は呉羽が結婚するという話を聞かされていた。「いつから?」と聞く恒星に「付き合ってない。交際0日」と答える呉羽。そんな呉羽にバカだろというが、呉羽は思い立ったら即行動と言った感じだった。

 

呉羽はマスターに結婚祝いのお酒を求めると、店内にいたお客さんに配った。みんなでお祝いの乾杯をするため、マスターが「呉羽ちゃんと恒星の結婚にカンパーイ」というので、すかさず恒星は「俺じゃない」と訂正する。2人は元恋人同士だった。

 

少しギクシャクする雰囲気を感じ取った晶は恒星と目が合い、引きつった様子で会釈をした。

 

 

晶の自宅に帰宅した晶と京谷は、呉羽と恒星の2人がぶっ飛んでたなと話をしていた。机の上に置かれた紙を見つける京谷。部屋の更新のお知らせだった。「2年って早いね」と話す晶に対し、京谷は思いつめたような、緊張したような様子を見せる。

 

 

 

翌朝、6時半にセットされたアラームで目をさます晶。隣には京谷がいなかったので携帯を確認すると、京谷から起こさずに帰ったとのメールが届いていた。それに返信のスタンプを押そうとしたその時、ちょうど社長から送られてきたメッセージを開いてしまった。

 

 

ピット社の件どうなった

天草製薬のプレゼン資料の確認

9時半のネット会議のセッティング

 

 

と立て続けに3件も。

それを確認した晶は嫌な顔しながらも用意して出社する。その途中にも「誤字脱字も見とけよ」「金曜、鹿児島出張あるからな」と念押しするかのようにメッセージや着信があった。

 

8時半に一番乗りで出社した晶はいろんな用意を1人でこなしていく。社長がしばらくして出社するとまるで晶を秘書のように扱う。そんな社長に新しい秘書について尋ねるが。今探しとんねんと押し切られてしまう。

 

社長のパワハラがすごくて部下たちが困っているのを、自分も忙しいが助けてあげる晶。出来の悪い部下たちなので、全ての仕事を晶がこなしていかなければいけなかった。会食中に寝ていた後輩の責任も全て取らなければならなくなった晶は、社長に担当が違うと訴えるが聞いてもらえず。疲れ果てた様子で向かった先は、いつもの5tapだった。

 

 

 

最近遅いねと尋ねるマスターに営業部長と営業秘書が辞め、営業の新人も辞めそうだということを話す。荒れた心にビールが染み入るという晶にマスターは「タクラマカン?オアシス?」と尋ねてフフッと談笑する2人だった。

 

 

そこに先に飲んでいた恒星が「タクラマカンって砂漠だよね?そこにオアシスっておかしくない?」と入ってくる。「あの、少し不躾なこと聞いてもいいですか?」と尋ねる晶に恒星は「嫌です」と。そんな会話を聞いていたマスターが、自分が気になるからと言って何を聞こうとしていたか聞き出すのだった。

 

晶が聞きたかったのは、恒星の元カノである呉羽がこの間の乾杯の時に「お互いにたいして好きじゃなかった」と言った意味だった。

 

 

そんな晶に「俺は彼女を愛していたし、彼女も俺を愛していた。だけどどうしても結婚できない事情があったんだ」と答える恒星。実は先が長くないとカミングアウトしたので、気まずくなり恒星が電話をしている途中で晶は帰ってしまう。

 

 

 

電話を終えた恒星はさっきの質問はなんだったんだとマスターと話す。恒星はただの野次馬気分で聞いたんだと答えるので、マスターは「マリッジブルー」と答え、彼氏との結婚を迷っているのでは?と。マスターは晶がいつも笑顔でお店が明るくなると話す。

 

しかし恒星は「キモい」と一刀両断。「なんかお綺麗だけど嘘っぽくない?」「俺ああいう人形みたいな女ダメだわ」と。そこにトイレに行っていた晶が帰ってくる。何事もなく笑顔で帰っていく晶にマスターは聞こえてなくてよかったと安堵する。

 

しかし恒星は「聞こえてたでしょ」と。聞こえてたけど何事もなかったように笑顔を振りまくのがキモいんだと恒星はいう。

 

 

 

 

ブランドプランナーの呉羽は自分の会社を持つので、顧問弁護士として恒星にお願いする。手続きの件で住民票を一応持ってきたので、呉羽が本当に結婚していることを確認した。

 

「最後にしとく?うちら相性よかったじゃん」と聞く呉羽に「人妻とはやらないの」と断る恒星。その話をドアの向こうで聞いていた出前のラーメン店員が「僕じゃダメですか?人妻OKです」と息を荒げてアピールしてくる。そんな店員を2人は適当にあしらうのだった。

 

 

一方の晶はというと、先輩や後輩たちの担当であった仕事を任される羽目に。どうしても引き受けたくない晶は、社長と担当者の両方を説得するがなすすべも無かった。

 

無事にプレゼンを終えた晶は半休を取っていたといい、京谷と京谷の母とのご飯の待ち合わせ場所に向かう。バスで寝過ごしてしまって待ち合わせに遅れる晶だったが、京谷の母はニコニコして待ってくれていた。

 

 

京谷が晶の両親にあったことあるのかと聞く京谷の母。話題が結婚の話になり、徐々に晶は顔が引きつる。「親戚づきあいは最初が肝心なんだから。ひとり娘なたなおさらちゃんとしないと。大切な娘さんなんだから」という京谷の母の言葉に、「大切な娘じゃないんです」と割って答える晶。

 

 

ちゃんと話すといい、家族の話をする。父は暴力を振るう人で、母はよく殴られ、自分も時々殴られていたと。高校の時に父が交通事故で亡くなり、母はいつの間にかマルチ商法にハマって、今までの貯金なども勝手に使われていた。周りの人への勧誘などをやめるように言うも聞かなかったため、母と縁を切ったのだと。

 

実家を出て6年、居場所も連絡先も知らせていないので、結婚しても知らせないほうがいいと話す晶に、困ったような申し訳ないような表情を見せる京谷の母であった。

 

 

 

晶がトイレに行った隙に「驚いた?」と尋ねる京谷。京谷の母は驚いたと言うものの、仲良くなれそうと好印象だった。早速連絡先交換した2人。帰る途中で、晶に京谷の母からメッセージが届く。

 

京谷からは一度返信するとなかなか終わらないから返事しなくていいよと言われるが、晶は帰ってから礼儀として返事をする。すると即効返信がきて、立て続けに何個もメッセージが届く。

 

 

気が早いけど、今から結婚式が楽しみ♪

もう京谷のマンションに引っ越しちゃえば!?

一人暮らしするには広すぎる部屋よね?

 

 

そのメッセージを見ながら晶は「一人暮らしならね…」と呟くのだった。

 

 

 

 

一方自宅に戻った京谷は、リビングが散らかっている様子を見てため息をつく。部屋のドアを開けて「散らかすならこの部屋だけにしろって」と話しかけた先にいたのは、謎の女である長門朱里黒木華)だ。以前京谷が母に会わせたことのあった女性だったのだ。朱里は職を探さずに京谷の部屋に住み込んでネットゲームをする日々を過ごしていた。

 

 

 

翌朝、晶は京谷の母からのメッセージが終わらないことに頭を抱えていた。後輩たちと談笑しているところに一本の電話が入る。出ると社長の大きな声が響き渡り、後輩の上野が先方に送ったメールに添付されていた資料に不備があることを指摘される。

 

担当である上野は具合が悪いからと行って逃げるように帰ってしまったため、またもや晶が後輩のミスをどうにかしなければならなくなった。

 

 

先方の会議が始まるまでに資料を差し替えなければいけない。必死に動いてギリギリ間に合わせることができた。ほっと息をつく暇もなく社長から電話がかかる。

 

 

電話に出ると次は違う会社の件で怒っていた。担当だった松任谷の代わりに謝罪しに行った晶。冗談で土下座して謝れと言う先方に対し、晶はヒールを脱いで土下座をする。

 

 

営業部のミスでSEに残業を頼む晶。ここでも頭を下げるのだった。

 

自分のパソコンには松任谷からごめんなさいと書かれたポストイットが貼られていた。それを見ながらため息をつく。そこに社長から報告の催促メールが届く。

 

SEが頑張って頼んだ業務をこなしてくれたので、先方に連絡の電話を入れると、今日は言いすぎたからお詫びにご飯をおごると誘われる。それを聞いた晶は思わず電話を切ってしまう。

 

 

張り詰めていたものが針で突かれたように一気に破裂した。

 

 

社長への報告メールも作成中だったがパソコンの電源も落とし帰ってしまう。電車を待っている時に社長から報告はまだか、仕事が遅い、やる気あるのかとメールが届く。

 

何かに取り憑かれたように線路を見て今にも飛び降りようというところで、電車の音が聞こえ驚いて尻餅をついてしまう。

 

極限状態の自分の状況に動揺を隠せず、最終電車だったが乗れずに見送ってしまった。

 

 

 

タクシーでいつものように5tapにきた晶はいつもと違い、笑顔が一切なかった。そんなおかしな様子に気づいた恒星。

 

「マタニティーブルー?あっ、いやマリッジブルー?」と声をかける。

 

首を傾げた晶に「響きが似てるからさ」と。

 

「いつもの笑顔がないね」という恒星に対し、「いつものキモい笑顔」と答える晶。

「いつものキモい笑顔は出さないんですか?」と聞いてくるので、

「そっちは?いつものでまかせは繰り出さないんですか?」と反撃する。

 

恒星が元カノと愛し合っていたとか先が短いとかいうのがでまかせだと分かっていた。

 

「やっぱり結婚ってしたいものなの?」と聞く恒星に、「結婚、したかったこともあったけど、今は恋がしたい」と答える。

 

 

 

 

晶はずっと返事を返していなかった京谷の母に返事の下書きを書いていた。

 

 

千春さん、息子さんと私は、

一緒に暮らそうと約束しました。

それから4年が経ちました。

私は今もその時と同じアパートで暮らしています。

もうすぐ二度目の更新日が来ます。

どうしたらいいんでしょうね。

 

 

 

お店から一緒に帰っていた晶と恒星。恒星の事務所の前を通ったので寄っていくかという。彼との関係はわからないけど、ここから始まる恋もあるかもしれない、と。

 

そんな恒星に誘われたのは二度目だと答える。5tapの1周年パーティーの日にベロベロに酔った恒星は晶に同じことを言っていたのだ。その時誘いには乗らず、恒星は別の女の子を持ち帰ったと。

 

その子と恋は始まったかと聞かれ始まってないと答える恒星。

「私はビール3杯じゃ酔わないし、店から3分の間にたぶらかされるほどバカじゃありません」という晶に「バカになれたら楽なのにね」と伝えて別れる2人。

 

 

帰り際、呉羽のお店を見つけて看板の呉羽が履いている靴を眺める晶。

 

 

 

翌朝、京谷の母に晶からの返事が届く。

 

 

千春さん、息子さんと私は、

一緒に暮らそうと約束しました。

それから4年が経ちました。

私は今もその時と同じアパートで暮らしています。

もうすぐ二度目の更新日が来ます。

そこで、新しい服と、ブーツを買いました。

 

 

会社に出勤する晶。呉羽が履いていたスタッズがついたいかつめのブーツを履いている。靴だけではない。服は今までとガラリと変わり、レザージャケットにサングラスもしていた。

 

様子が違う晶に会社の人たちは口をあんぐりと開ける。

 

まっすぐに社長の部屋に向かうと、自身の業務内容と改善要求が書かれた用紙を社長に渡す。社員たちの目が晶に一斉に向かう中、少し居心地悪そうにしながらも強気な態度をやめない晶だった。

 

 

 

おわり