『SUITS /スーツ 第5話』あらすじ
2018年秋クールのフジテレビ系・月9ドラマ
11月5日放送の『SUITS /スーツ』第5話のあらすじです。
※この記事では事細かにネタバレがあるので、ネタバレが嫌な方は戻るボタンを押してくださいね。
SUITS /スーツ 第5話 あらすじ
上半期決算報告会で、一番多くの案件を扱った先生には賞金があるという幸村チカ(鈴木保奈美)の言葉に目を輝かせる一同。トップは蟹江貢(小手伸也)だった。賞金は京都南座のこけら落としのチケットだった。
トップの売り上げ部門では甲斐正午(織田裕二)が選出された。甲斐の賞金も同じチケットだった。
鈴木大貴(中島裕翔)の携帯に小向法律事務所の吉良という男性から、遊星が傷害事件を起こして逮捕されたことを知らされる。
甲斐に祖母が倒れた、緊急事態だからと嘘をつく大貴。甲斐は車を手配してくれるが、祖母のところではないので運転手に事情を説明して遊星のところに連れて言ってもらう。
運転手が運転中に「これを甲斐先生に渡しといてくれないか」とよそ見をしたことで、トラックと衝突事故にあう。トラック運転手の糸井に名刺を渡す大貴。糸井は幸村法律事務所と知って、甲斐がまだここにいるか尋ねた。
夜、甲斐に事故相手の糸井が示談に応じないと言っていることを説明する運転手。連絡先を聞かれた運転手が糸井の免許証のコピーを渡すと、甲斐は心当たりがあるような反応をした。
遊星を迎えに来た大貴。遊星から今の状況を聞く。利息がついてひどい借金地獄に陥っていた。
翌日、どうして事故現場をほっておいたのか甲斐に責められる大貴。遊星と会っていたことも勘付かれ、縁を切るように忠告される。
大貴は遊星が過ごしているネットカフェにやってくる。遊星は就職先をネットで探していた。大貴は遊星にもう会えないことを伝えに来たが、遊星は大貴が口を開く前に悟ったので、大貴は一緒に飲みに行くことにした。
クラブで弁護士になったことを伝える。クラブに怪しい二人組がやって来て、大貴がいる机の上に幸村法律事務所と書かれた封筒が置いてあるのを、じっくり確認するように見ながら通り過ぎていった。
甲斐は糸井の元に謝罪しに来た。糸井に示談での解決を頼むが、それはできないと拒否される。事故の損傷は軽くても自分の心の問題だと言いはる。裁判ではお金がかかるからやめといたほうがいいとお見舞金を渡す甲斐。
しかし今の行為で精神的苦痛を味わったと、甲斐に対する過去の恨みもあり許すわけにはいかないと言い放った。甲斐と糸井は特許を争う戦いを過去にしていたのだ。
甲斐は蟹江のオフィスにやってくる。糸井の働いている一二三物流の顧問弁護士をやっていたよなと。一二三物流の社長に口を聞いてもらって、糸井を説得してもらうように蟹江に頼みに来たというわけだ。
見返りとして、チカからもらった京都のチケットを渡すが蟹江は動かない。なので、なんでも望みを言ってみろと言わざるを得ない甲斐だった。
大貴の元にクラブで会った怪しい二人組がお客様としてやってくる。大貴はその顔を見た瞬間やばいと感じ逃げる。駐車場に逃げ込んだ大貴は車の掃除をしていた運転手にかくまってもらい助かった。
甲斐に頼みこまれた秘書の玉井(中村アン)は手紙で蟹江を屋上にさそいだす。まるで玉井が自殺しようとしているかのように。まんまと引っかかる蟹江「なんでもいうことを聞くから」と。それを聞いた玉井はニヤッと笑うのだった。
チカに呼ばれた甲斐と蟹江。糸井と会った時の甲斐の音源を録音されており、糸井は自分の声の部分を後付けで編集して甲斐を悪者に仕立て上げた音源をネットで拡散していた。
一二三物流の件は蟹江にお願いしたはずだ。玉井も渡したじゃないかというが、自殺願望のある危なっかしい奴を秘書になんてできないと。蟹江のお願いは玉井が秘書として来てくれることだった。
示談で交通事故の件を終えようと考えていたが、甲斐はプライドがあるといって訴訟で争うことに決めた。
甲斐に報告をしに来た大貴は、さっきの来客が借金取りの男で、遊星とまだ縁を切っていないことを指摘される。大貴は分かってはいるが簡単には手放せないと。
甲斐は中途半端な関係は友情とは言えない、今度やったら次はないぞと忠告した。
運転手の赤城は過去の弁護側の証人として甲斐と関わっていた。赤城は自分の人生を捨ててまで、事実を証言してくれたことで、甲斐の専属ドライバーになったという。
一二三物流に糸井が乗ってた車両のドライブレコーダーの映像を確認しに来た甲斐だが、その日だけないt言われる。やましいことがあったから消去したんだと大貴に電話で伝える。
大貴は事故現場に来て、事故当時のことを思い出していた。そして当時現場付近にいた車の車体に印刷されていた会社の名前を思い出し、その会社を訪ねる。
大貴から遊星が自分の家に来ているかもと連絡を受けた砂里(今田美桜)は大貴の家にやってくる。遊星の姿はなかったが遊星のバックが置いてあり、そこに学生時代の大貴、遊星、砂里が写った写真があったのを見つけ微笑んだ。
遊星は大貴の部屋に戻ろうとしたところを、借金取りに襲われる。
翌日、一二三物流に糸井のもとを訪ねる甲斐と大貴。以前示談交渉をしに来た時にはめていた首のギプスはしていなかった。
別の場所に移動した後、大貴は糸井が運転していたトラックのあとを走っていた掃除代行業者のドライブレコーダーの映像を見せる。
一時停止線を完全に無視した上に、法定速度を超過していた。
糸井はすでに甲斐が悪徳な弁護士だと知れ渡っているというが、甲斐は自分のフォロワー数の多い友人に今回のドライブレコーダーの映像を拡散してもらえばあなたの方が大変なのでは?と。
例の捏造記事を今日中に消さなければあなたを訴えると、完全にやり返したのだった。
事務所に帰って来た甲斐と大貴の前には借金取りが。遊星がボコボコにされた写真を見せながら、500万円の連帯保証人の用紙を手渡した。
「正義は勝つ、ですよね」という大貴に
「勝者こそ正義だ」と漫画ワンピースの言葉を借りて答える。
大貴は覚悟を決め、ある倉庫で借金取りと会う。アタッシュケースと遊星の身柄との物々交換。
アタッシュケースを開けると、そこにはお金ではなく調査報告書が入っていた。違法行為をしている、なおかつ拉致監禁、暴行、恐喝を加えたら何年の懲役になるかな。自分が帰らなかったら上司が警察に連絡してくれるようになっていると言い放つと、借金取りは逃げていった。
遊星は大貴にお礼を言い、ちゃんとした仕事を見つけて働くと言うが、大貴はもう俺に近づくなと伝える。迷惑だと言われた遊星は殴ろうとするが、「お前の知ってる俺じゃない」と言う大貴に殴ることができなかった。
悲しみと怒りが湧き出す大貴は物に当たるしかなかった。
甲斐のオフィスに柳がやってくる。柳は特捜に捜査されていて、甲斐の元上司だった。そして甲斐に手を貸して欲しいと伝えるが、甲斐は断る。
おわり