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高橋一生主演ドラマ『僕らは奇跡でできている 第1話』あらすじ

 

 

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2018年秋クールのフジテレビ系・火曜ドラマ

10月9日放送の『僕らは奇跡でできている』第1話のあらすじです。

 

 

 

※この記事では事細かにネタバレがあるので、ネタバレが嫌な方は戻るボタンを押してくださいね。

 

 

 

 

僕らは奇跡でできている 第1話

 

 

 

子供の頃の相河一輝高橋一生)は森の中を探索していいろんな虫に触れたり、大木に耳を傾けたり自然とともに過ごしていた。そんな森の中にポツンと祖父の小屋があった。祖父は陶芸をしていて、祖父が作った器を手に持った一輝は、虫が急に目の前を通ったため、その器を手から落としてしまう。「この器もうだめ?」聞く一輝に「どうしたらこの器が輝くと思う?」と逆に祖父は質問する。

 

そして現代の一輝。目覚まし時計の音がなり、ベッドから起き上がると飼っている亀のジョージに餌をあげる。祖父と住む家では家政婦である山田妙子戸田恵子)を雇っていた。最近ハマっているピリ辛キュウリを入れてくれたか尋ねる一輝。家政婦と一緒に朝ごはんを食べる。ピリ辛キュウリを全て食べてしまう一輝は「食べたかった?それならまた作ればいいですよ」というので、家政婦は「作るのは私ですけどね」と半分嫌味を込めて返す。

 

自分の部屋に戻った一輝は荷物をリュックに詰める。しかし荷物が多くてチャックが閉まらない。なかなか部屋から出てこないので家政婦が部屋の前で聞き耳を立てようとしたところ、一輝が部屋から出てくる。「行って来ます」と一度玄関にむかうもUターンをし、「山田さん、僕の部屋絶対に入らないでくださいね」と釘をさす一輝。ゴミがそろそろ溜まってるんじゃないかというが、溜まってないから大丈夫だと断る。

 

自転車に乗ってどこかへ向かう途中に、池にいる鳥や蜘蛛の巣に止まった蜘蛛を眺めたりして寄り道をする。都市文化大学で動物生態学を講義を行う一輝。楽しそうに話す一輝とは打って変わって、つまらなそうにしている学生たち。それぞれスマホを触ったり寝ていたりしていた。

 

動物生態学の研究室。准教授の樫野木聡要潤)や講師の沼袋順平児嶋一哉)がいた。授業を終えた一輝が研究室に戻ると、その後ろをついて来た事務長に遅刻したことを咎められてしまう。遅刻すると学生に示しがつかない、ちゃんと出席をとってくれないとと怒られるが、ちゃんとやってると軽くかわす。

 

イライラしている事務長を見て樫野木は「大学にいるのは社会でうまくいかないやつの集まりだから。まともなのはぼくぐらいじゃないですか」となだめるのだった。

 

そんな時に、大きな荷物を抱えた鮫島教授小林薫)が帰って来た。コプロライトというふんの化石をお土産に持って帰って来たので、一輝は飛びつき鮫島教授と楽しそうに会話した。どうにかその会話に自分も入ろうと試みるものの、なかなかマニアックな話題なので樫野木は蚊帳の外状態だった。

 

鮫島教授がコプロライトをあげたり、お弁当を作っている家政婦の山田さんのことを知っているので、その仲の良さに嫉妬する樫野木。

 

自宅では、家政婦が掃除のついでに一輝の部屋に入る。ゴミ箱に溜まっているゴミを捨てる時に、机の上にお弁当を忘れて行ったことに気づく。その頃研究室でも、リュックの中にお弁当が入っていないことに気づく。

 

教授たちと学食でランチしようと向かう直前に、以前より不調だった歯が痛みを増したため、鮫島教授が紹介した歯医者にきた一輝。子どもが痛がる声が中から聞こえるので落ち着かない様子。歯科医の水本育美榮倉奈々)に鮫島教授との話を息つく間もなく話すので、強制的に治療を開始されてしまうのだった。

 

自身が虫歯であるということを聞かされるも虫歯ではありませんとなぜか否定する一輝。歯を残すことが難しいのでインプラントをという説明を聞いた一輝は、治せる先生を探すというが、より詳しい説明を受けてどの先生でも歯を残すのは難しいことを知りその場で帰ってしまう。

 

夜、自宅に帰る一輝に家政婦はピリ辛キュウリを作ったと伝えるも、いらないとすぐに部屋にこもってしまう。そして自分の部屋に入ったことにすぐに気づき、家政婦に文句を言う。歯が痛くなったのは山田さんのせいだと、訳のわからないことを言い出す。「先送りにするのが得意」と言う家政婦の言葉を受けて「誰だって得意技を持っていたらすぐに使いたくなるじゃないですか。だから先送りにするっていう得意技を使ったんです」と虫歯になったことを人のせいにしようとしていた。

 

 

翌日。一輝は講義が終わると歯医者に電話する。予約でいっぱいではあるが緊急なら対応するとのことなので、緊急だと伝え4時15分に予約をとる。

 

研究室に戻った一輝は出席カードを確認していたが、授業ごとに出席カードの色を変えていなかったため。再び事務長に怒られてしまう。そこを鮫島教授に呼ばれ助けられる。鮫島教授が一輝を講師に推薦したようだ。教授室に入って2人が話しているのが気になって仕方がない樫野木。

 

4時20分になっても歯医者に姿を見せない一輝。当人はというと、机の下で見つけたレプリカの化石の骨を本体にくっつけていたのだった。しかし歯が突然痛みだし、4時15分に予約を取っていたことを思い出すが、時計をみると時すでに遅し。

 

 

夕方歯医者に出向き、最後の患者さんの後にならということで診察してもらうことに。待合室では男の子がイソップ物語のカメとウサギの絵を描いていた。カメに歯を描こうとするので「カメに歯はないよ」と教えてあげる。すると男の子はウサギには?と一輝の話に興味を傾ける。キレイな絵だと男の子を絵を褒めると、男の子はその絵の物語を語ってくれたのだった。ある謎を教える前に迎えが来たため「謎を解き明かせ」と男の子は一輝に言い残すのだった。

 

 

一輝が診察に来たことを助手から聞かされる水本。料理教室の予約を取っていたが、患者さん優先と言って渋々一輝の予定を受け入れる。「忘れずに予約通り来てくれていたら、予約していた料理教室をキャンセルしなくて済んでいたんですけどね」と少し愚痴をこぼす。そんな水本の様子に気づくことなく、自分の話をマイペースにする一輝だった。

 

 

次回は抜歯だと聞かされた一輝は、抜きたくないので「本当に抜かないといけませんか」と何度も聞く。

 

 

必ず抜かなければいけないと知った一輝は、家に帰ってからも家政婦が喋るのも無視で上の空。気持ちの整理をしているんだから話しかけるなと。

 

 

月火木金でやっている歯医者とは別に、水本は水土で別のラグジュアリーな歯医者で働いていた。そこに患者としてやって来た女性が雑誌の編集者で働いていて、輝く女性をテーマに記事を書いているから、先生を取材させてくれないかと水本に提案する。その気になった水本は帰りに自分へのご褒美としてネックレスを購入した。

 

 

次の日。

 

今までは授業は一輝がただ話すだけのスタイルだったが、今回は1人ずつ課題を発表してもらうことに。生徒たちはいきなりのことで戸惑いを隠せない。「みなさんの考えていることを、みなさんの言葉で聞かせてほしい」と。発表できる人に挙手を求めたが、普段授業をきちんと聞いている生徒はそういないためなかなかあがらない。そんな中1人の学生はノートに自分の意見を書いていたが、周りが手をあげないので様子を見て黙っていた。

 

 

4人一組のグループを作って話し合ってもらうことに。なかなか意見は出てこず、学生たちは別の話をしてしまう。

 

「どうですか?では別の課題について話し合ってもらいます」と一輝はイソップ物語のウサギとカメを題材にあげた。「カメはウサギの横を通り追い越して行った。ウサギが倒れているかもしれないのに、どうしてカメはウサギに声をかけなかったのか」と。話が盛り上がって来たところで本題のシマウマの話について話し合ってねと伝える。

 

 

ウサギとカメの絵を描いていた男の子は、家で母親に同じ質問をしていた。しかし母親は「そんなくだらないことはいいから、宿題をしなさい」とその話を聞こうとしなかった。

 

 

森に来た一輝はカメのジョージを歩かせ、一方で水本は雑誌の取材のためにおめかししていた。胸元には買ったネックレスをつけて。

 

祖父の小屋に来た一輝は、歯を抜かなければいけないことを話す。しかし祖父は「よかったな」と。話聞いてた?と尋ねる一輝に「歯のありがたみわかったろ」というのだった。

 

 

取材が無事終わった水本は彼氏とディナーデートで高級なレストランに向かう。一般のサラリーマンである彼氏はお金があまりないので、値段にビビるものの、水本は歯科医師なので遠慮しないでと。そんな水本に金銭感覚の違いで少し違和感を感じる彼氏だった。

 

水本の方がお金も持っていて歯医者も経営していて、自分のことを下に見ているだろと帰り際喧嘩してしまう。

 

 

翌日。

 

「シマウマはなぜ綺麗な白黒なのか」という課題を発表してもらうことに。全てのグループに発表してもらったところでチャイムがなり、授業を終えようとする。そこに学生が結局答えは何なのかと聞くも、分かりませんとその場を去ってしまうのであった。

 

水本は昨日の彼氏とのケンカを思い出していた。裏で助手がネックレスを彼氏に買ってもらったことを話しているのを聞いていた。その助手が言うには特別なものは絶対に彼氏に買ってもらうんだと。自分がお姫様気分になれば、彼も王子様気分になれる。逆に遠慮してしまうと彼が卑屈になってしまうからという言葉を聞き、水本はハッとさせられる。自分がやってしまったことに少しイライラして、助手にきつく当たってしまう。

 

その場を離れた水本は、待合室でこっそり待っていた一輝に驚く。スマホを忘れて、時間に遅れないようにと待っていたようだ。

 

そんな一輝に「常識はないのか?」と。一輝にもイライラして当たってしまい、一輝は帰ってしまう。

 

帰る途中に例の男の子とばったり会う。カメがウサギに声をかけなかった謎について話すと、同じ意見だと喜ぶ。そこに謝りにきた水本の姿が。

 

戻って診察を受ける。そこで「先生はウサギっぽいですね」と伝える。それを受けて、水本は意外と自分はコツコツ努力するタイプでカメっぽいという。すると、「コツコツ努力するのはカメですか?」と物語の解釈は自由だからと言い、それでは一輝の解釈は?と聞かれたので「カメは全然頑張っていないと。ただ道を前に進むこと自体が楽しいのだ」と。カメの世界にウサギはいなく、ウサギに声をかけなかったのもそのためだと。

 

それじゃあウサギはどういうタイプ?と水本が聞くと、「ウサギはカメを見下すために走るんだ」「自分はすごいって証明したい」と。

 

それを聞いた水本は自分のどこがウサギなのか意地になって聞き返したのだった。

 

 

 

おわり