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『リーガルV〜元弁護士・小鳥遊翔子〜 第2話』あらすじ

 

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2018年秋クールのテレビ朝日系・木曜ドラマ

10月18日放送の『リーガルV 〜元弁護士・小鳥遊翔子』第2話のあらすじです。

 

 

 

※この記事では事細かにネタバレがあるので、ネタバレが嫌な方は戻るボタンを押してくださいね。

 

 

 

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リーガルV 〜元弁護士・小鳥遊翔子〜 第2話

 

 

SLに乗りながらSLについて熱く語る小鳥遊翔子米倉涼子)。

もともとは法曹界の女神として評されていたが、今では法曹界のダニとしてその名を知られている。

 

SLの車内で駅弁を食べる翔子は乗客に声をかけられ、1日前に自身の好きな俳優のロケが行われていたことを知る。翔子は法律事務所に帰ると、通称“ポチの”青島圭太林遣都)に日付のミスを指摘して嘆き悲しむ。

 

「日付の確認もできないようなやつは弁護士失格だから」という翔子に、すかさず大鷹高志勝村政信)が「弁護士資格のないあんたが言うなよ」とツッコミが入る。

 

法律事務所がある場所は月末までに100万円を支払わなければ立ち退かなければいけないことを知る翔子。パラリーガル伊藤理恵安達祐実)から、翔子の無駄遣いを指摘されるが、翔子は雇っている弁護士たちの働きが悪いからと責任転嫁してしまう。

 

 

そこに電話がなり依頼が入る。長島美鈴という太陽製紙に女性役員として務めていて、今回パワハラでの依頼ということで訪ねて来た。美鈴がパワハラをしたと濡れ衣を着せられ不当に解雇されたという。

 

今年の6月に人事担当からパワハラの被害報告が3件もあったと報告される。身に覚えは無いが会社としては見過ごすわけにはいかないと、取締役を落とされ、美鈴は損害賠償を請求することに。民事訴訟を起こし、第一回口頭弁論の直前に弁護士が降りてしまったことを話す。

 

 

そんな美鈴にポチや京極雅彦高橋英樹)などは力になるというが、すかさず翔子は「もっと慎重になるべきでは」と考えるように促す。

 

それを聞いた美鈴は自分の請求金額が高すぎたのかもと言うので、翔子は振り返る。伊藤が美鈴の請求金額は3億2000万円で成功報酬は6400万円だと説明すると、さっきの態度とは一変、急にやる気になる。

 

 

美鈴は一番大切なのは会社が非を認めて謝罪することだと言うので、それだけではダメと翔子は念押しするのだった。

 

 

太陽製紙は顧問弁護士としてもともと翔子が勤めていたFelix&Temma法律事務所と契約していた。そこで京極とポチはFelix&Temmma法律事務所に出向くことに。

 

被告代理人白鳥美奈子菜々緒)と話すが、あまりにも損害賠償の請求額が馬鹿げており、確実に負け戦になると伝えられる。部下が美鈴からパワハラを受けた際の録音データを渡されたので、事務所に持ち帰り再生してみんなで聞くことに。

 

 

録音内容は明らかにパワハラとしてアウトだった。それを聞いた事務所のみんなは引き受けるのを断ろうと言うが、3億円を超える大金を目にした翔子は、途中で投げ出すなんて…と戦う気満々だった。

 

 

被害を申告した人たちからは面会を拒絶されたため、太陽製紙で働いていてランチに出かけるところだったOLを捕まえて、話を聞くことにしたパラリーガル馬場雄一荒川良々)と茅野明(三浦翔平)。馬場が質問すると何も答えてくれないが、かっこいい茅野が同じ質問すると答えてくれるOLたち。

 

美鈴は優しくてパワハラをするような人じゃないと聞く。

 

 

一方、ポチは美鈴と一番仲良くしていた城野部長に話を聞くことに。社員思いで立場をわきまえた人だったと言うので、そのことを法廷で証言してくれと頼む。

 

 

社内で美鈴のことを悪く言う人はいないが、録音データが残っている以上、どんな人か知るためにも美鈴を誘って事務所のみんなはご飯に行くことにする。

 

 

6月11日のパワハラ疑惑の録音データについては覚えていないと主張する美鈴。アメリカGL社との提携協約を株主総会までにまとめるように指示があり、そのことでいっぱいいっぱいだったと。

 

 

そんな美鈴に翔子は「足を踏んだ側は覚えていないけど、踏まれた側は覚えている。ハラスメントってそういうもんじゃない」と語りかける。

 

とりあえず食事を楽しむことにした一行は、美鈴の皿に虫がいることを見つける。変えてもらって値下げしてもらうように交渉しようと言う事務所のメンバーに対し、そんなことを荒げることは…と大丈夫だと言う。騒ぎを嗅ぎつけた店員が声をかけるときに、誤って持っていたトレイをテーブルのワインボトルに当てて倒してしまう。

 

周りが騒ぐ中、美鈴は冷静に荒ぶる様子がなかったのを翔子は横目で確認していた。

 

 

店長がやってきて謝罪しにきたと思えば、通された席は1ヶ月前から予約していた人たちの席で間違えて通してしまったので、席を移動しろという内容だった。

 

もちろん事務所の人間は怒るが、美鈴は理解を示す。それをじっと翔子は見ていた。

 

「ここまでやっても起こらないのは本物か…だとしたら録音は巧妙な捏造データ?」

 

実は今回の騒動は翔子が仕掛け、依頼人の美鈴を試していたのだった。

 

 

 

翔子と美鈴は翔子の行きつけの鉄道BARに。お酒に強く、酔って記憶をなくしたことはないという美鈴。城野部長が証人を引き受けてくれたことを聞いた美鈴は断ってくれと頼む。証人にでもなって、出世の道が閉ざされてしまったらダメだからと。

 

そんなお人好しな美鈴に、勝つ気はあるのかと喝を入れる翔子だった。

 

 

証拠の録音データを専門家に鑑定してもらったが、ちゃんとしたものだった。しかし何かが引っかかる翔子。

 

 

 

 

第一回口頭弁論期日

 

被告側の証人尋問では部下であった角野が、美鈴から日常的にパワハラがあり、うつ状態に陥ったと話す。医師の診察結果に深刻なPTSDということも書かれていた。

 

一方、原告側証人尋問。証人として上がってもらう予定だった城野は姿を見せなかった。

 

 

法律事務所に戻ったポチは翔子に「証人もきちんと呼べないような奴はクズ以下だから。これからはポチのことをクズって呼ぶから」と怒られてしまう。

靴がすり減るまで現場に出向けと事務所のみんなに喝を入れるのだった。

 

 

ポチは城野に会いに太陽製紙に出向くが面会を拒否される。角野が部下に「出世よかったですね」と言われて上機嫌になっている所を目撃する。尋問の時は毎日が憂鬱だと言っていたことを思い出し、何か引っかかる。

 

 

法律事務所では翔子が大好きな刑事ドラマを事務所のみんなで見ていた。ドラマの中の鎧塚刑事は資料を何回も熟読したといい、それをみんなも見習えと。

 

何回も読んだと主張するみんなに、じゃあなんでパワハラ報告の3件が同じ週に集中していることに気が付かないのかと指摘する。

 

それを聞いたみんなは再度資料を確認し、同じ週に集中していて作為的なものを感じ取った。

 

太陽製紙から戻ったポチは被害を申告していた3人は、人事担当の大垣専務派で、今回騒動後に昇進していた事実を伝えた。

 

社内では社長派と専務派に別れていて、美鈴は社長の推薦で女性初の役員になっていた。派閥争いの主導権を握るために美鈴を追い出す罠を仕掛けたというわけだ。

 

少しは役に立ったと、翔子はクズからポチに戻してあげるのだった。

 

 

 

事務所のみんなはそれぞれ太陽製紙前で張り込み、太陽製紙に勤めているOLから話の聞き込み、美鈴が働いていたときに取引していた大松加工株式会社にも聞き込みに出向いた。大松加工は美鈴が解任された途端に、一方的に契約を解除されていた。

 

 

 

聞き込みの結果、アメリカのGL社との提携協約を急いでまとめるように指示したのは大垣専務。おまけに被害を主張する3人は普段ではあり得ないようなミスをしたということを知る。

 

最初に証人として出廷する予定だった城野は連絡がつかないままだったが、京極が大松加工株式会社の社長に証人として出廷してもらう約束を取り付けていた。

 

 

会社からの帰り道を狙って城野に近づく翔子。美鈴と何かあったのかと聞かれた城野は翔子を睨みつけその場を去っていった。

 

 

 

第二回口頭弁論期日

 

被告側は被告人たちがパワハラを受けたと証言した。

原告側証人尋問が始まり、大松社長に入るように伝えるが姿を見せない。なんと京極が法廷の日付を伝え間違えていた。

 

2回も続けて証人は出てこないわで早々の結審を求める被告側に、焦って言わないほうがいいようなことまで全てをベラベラと話してしまうポチ。

 

大垣専務は親族が経営する業者の採用を打診して断られたから美鈴を解任したんだといい、次回それを証明してみせると言い放つのだった。

 

 

口頭弁論が終わり、翔子と京極の元に走ってやってくるポチ。とうとう追い詰めたと嬉しそうなポチだが、翔子にバカかと言われてしまう。ベラベラ喋った事で、翔子を隠避されてしまうと。

 

 

とにかく証人を捕まえろと指示を出した翔子の側を前回の口頭弁論の時も来ていたサングラスの女性が通りかかる。翔子がSL鉄道に乗っていた時に出会った女性だった。

 

この間も来ていたでしょ?なんでもいいから話聞かせてもらえないかな?と詰め寄ると、体を震わせて逃げるように去っていった。

 

 

Felix&Temmma法律事務所には城野がいた。会社側の証人をやれと大垣専務に脅されていた。

 

そして大松社長にも証人を引き受けられないと断られてしまった京極法律事務所。完全に手詰まりだが、録音データを録音した松尾係長をどんなことをしてでも証人として引き込めと指示を出す。

 

尾行して弱みを見つけろ、見つからなかったら作れと指示するのでポチは「そんなことしたら弁護士資格なくしてしまいます」と。すかさず翔子は「大丈夫。わたしもうないから」というのだった。

 

 

茅野が働くホストクラブでOLたちから話を聞く翔子と茅野。城野には1年前に会社を辞めた中山茜という婚約者がいた。

 

松尾係長に弱みを作るために、デリを紹介してホテルの前を通っている時に盗撮した写真を弱みの証拠として作り出すのだった。

 

 

原告側の裁判の証人なんか応じるわけがないとその場を後にする松尾係長に、わざとぶつかる翔子。持っていた資料を落とす。そこには松尾係長がはめられた写真があり、それが裁判の資料だと松尾係長は知る。

 

 

夜、再び城野に接触する翔子。城野がもともと証人を引き受ける気はなく、すっぽかして美鈴を困らせることが狙いだったのではという。城野は美鈴に恨みがあると。

 

 

 

最終口頭弁論期日

 

 

被告側証人尋問では、城野が証人として上がっていた。パワハラ行為は事実ではないと主張し、みんなを驚かせた。

 

反対尋問では、大垣専務から会社のために証人しろ、出世するか飛ばされるかどっちを選ぶのかと、大垣専務からのパワハラがあったことを主張した。

 

 

そして追い詰めるように松尾係長を証人として法廷に呼んだポチ。松尾係長は、録音データは前後の文脈を自分で編集して捏造したと伝えた。

 

美鈴を怒らせて暴言を誘発し、叩かれてもいないのにそういう風に仕組んだと話した。大垣専務は部下にパワハラを訴えられ、逆ギレし法廷は終了するのだった。

 

 

結果的に、大垣専務は飛ばされ、太陽製紙は役員報酬の3年分の1億2000万円を示談金として和解交渉をすることになった。

 

 

和解成立した翔子と美鈴はSLでお酒を楽しんでいた。新しい道が開けるような気がすると話す美鈴に、翔子は「本当は覚えていたんでしょ。忘れたふりをしていた」といい録音データの続きを聞かせる。

 

 

そこには美鈴が城野の彼女の中山茜にパワハラをしていた内容が話されていた。茜はこの線路の先の実家で引きこもっていると。知らないうちに足を踏んだんじゃなくて、痛みをわかっていながら歩けなくなるまで踏み続けたんだ。踏まれた側は一生忘れないってことだ、と美鈴に言い残す。

 

翔子に連れられてやって来た場所には城野と茜がいた。あの法廷に何度も見に来ていたサングラスの女性こそ中山茜だったのだ。

 

茜が城野を奪ってしまったことが許せなかった美鈴。茜は自分を追い詰めたことを謝ってほしいという。それに対し、翔子は過去を償うきっかけをくれたことを感謝しないとねと美鈴にいう。

 

しかし美鈴は謝らず、示談するお金で解決するといい立ち去るのだった。

 

 

その頃、Felix&Temmma法律事務所の天馬壮一郎社長小日向文世)は、秘書に翔子のことを調べさせていた。

 

 

おわり